フィジカルトレーニング=身体能力を高めるトレーニング
一般的な体力測定
一般的に体力を測りたいときに行われる種目ですが、総合的にグラフの面積が広くかつバランスの良さで点数や評価が高くなります
評価が高ければ体力があるということで、言い換えれば身体能力が高いと判断できます
身体能力に置き換えるとこう表せます
体力要素を置き換えることによって自身の身体能力を知ることができ、どの身体能力が高く、どの身体能力が低いのか自己分析が可能になります
競技によって特にこの身体能力がもっと必要と感じる能力もあれば、逆に不必要と考えられる能力もありますので、競技の特性に照らし合わせ、自分に何がもっと必要かを一番に考え、どの能力を高めていきたいかを考えて実行することが大事です
身体能力を高めるために必要なトレーニングはこう表せます
例えばバレーボールをやっていてもっとジャンプ力が欲しいと感じていれば、基礎的な脚力を高めるウェイトトレーニングと、その脚力を瞬間的に引き出せるクイックリフトの組み合わせが有効です
また自転車競技で失速しない持久力が欲しいと感じていれば、基礎的な脚力を高めるウェイトトレーニングと、溜まった乳酸に対する耐乳酸トレーニングの組み合わせが有効です
身体能力を高めるトレーニングといったほうがイメージしやすいのではないでしょうか
身体能力にも様々な要素がありますので、自分にとって何が必要かを明確にすることから始めていきましょう
トレーニングプログラム
競技:バレーボール
特に伸ばしたいパフォーマンス:ジャンプ力
どのようなトレーニングをすればよいでしょうか?
もちろんベースとなる脚力が無ければ膝や足首に負担が増えるばかりか、ジャンプ力の伸びしろも少ないので、脚力を高めるウェイトトレーニングも同時に行っていきます
おすすめのトレーニングメニューはこちらになります
種目 | イメージ | 負荷 | 回数 | セット数 |
---|---|---|---|---|
パワースナッチ |
80〜90%1RM | 3〜5 | 3 | |
スクワット |
70〜80%1RM | 5〜10 | 3 |
競技:トライアスロン
特に伸ばしたいパフォーマンス:失速しない持久力
どのようなトレーニングをすればよいでしょうか?
耐乳酸能力を高めたい場合は低酸素トレーニングがおすすめです
特に脚部に対して低酸素状態になる加圧トレーニングが有効です
またベースとなる脚力が無ければ高い筋力も発揮できませんので、脚力を高めるウェイトトレーニングも同時に行えば効率的です
おすすめのトレーニングメニューはこちらになります
種目 | イメージ | 負荷 | 回数 | セット数 |
---|---|---|---|---|
レッグランジ |
20〜30%1RM | 30(左右15ずつ) | 2〜3 | |
スクワット |
70〜80%1RM | 5〜10 | 3 |
お客様の声
漠然としたイメージとして力強さをつけたいというところからのスタートでした
全面的にバランス良く筋量を上げることと瞬発力を高めることに焦点を当ててトレーニング組んでみました
ケガもなくパフォーマンスアップしていますし、まだまだ伸ばせると考えています
もともと治療からのスタートでしたが、痛みが改善するとまた動けるのですが、弱化している部分をトレーニングしケアをしていかないと再発のリスクが常につきまといます
そういった意味ではフィジカルトレーニングを組み込むことでパフォーマンスアップ以上の効果も感じているのではないでしょうか
あなたが高めたいフィジカルは何ですか?
フィジカルトレーニングを組み込むことでパフォーマンスが上げるということはよくご存知だと思います
それはトップアスリートだけに行われるものではありません
上をみればキリがありませんが、身体能力は個人差があり遺伝的要素が非常に大きいということは紛れもない事実です
だからといって現状で甘んじるということでなく、フィジカルトレーニングを組み込むことで身体能力を向上させることを諦めてはいけないと強く思っています
トレーニングしたからといって身体能力が2倍も上がった、なんてことは絶対にありませんが、
もし仮に1センチ高くジャンプできるようになった、という効果が出れば、パフォーマンスが劇的に上がるということもあり得なくはないのです
ほんの少しの身体能力の向上がパフォーマンスに及ぼす影響というのは非常に大きくそれだけ価値のあるものなんです
トップアスリートの方々はそのことを理解されているのでフィジカルトレーニングを取り入れているのです
皆さんもフィジカルトレーニングで身体能力の向上をしてみませんか